アマンディーヌ・ガリアーノ

グラースで育ち、ロベルテで調香を学びました。英国で経験を積んだあと故郷へ戻り、肌に寄り添う香りから、ウードを使った厚みのある香りまで手がけています。

France

アマンディーヌ・ガリアーノのポートレート

アマンディーヌ・ガリアーノ

フランス・グラースで、天然香料に囲まれて育った調香師です。幼い頃から親しんだ素材の香りが、調香の出発点になっています。

経歴

ロベルテで調香を学び、熟練の調香師たちのそばで腕を磨きました。ロンドンで自分のスタイルを固め、数年間の英国暮らしのあとグラース地方へ戻ります。帰ってきたとき、子どもの頃を思い出させる香りの世界に心をつかまれたと、本人は語っています。帰郷後は中東市場に向けた香りも手がけ、豊かな質感をもつ中東の香りの表現に強く惹かれています。

作風

子どもの頃の記憶を手がかりに、天然香料の質感を生かして香りを組み立てます。100BONの作品では、自分だけの時間や故郷の記憶から香りを語りはじめます。中東向けの仕事では、ウードやアンバー、スパイスを重ねた厚みのある香りにも取り組んでいます。

代表作

  • 『ニュアージュ ドゥ コトン』

本人が「肌の香り」と呼ぶ、100BONの香水です。めったに取れないけれど大切な、自分をいたわる時間を映しています。ジュニパーとアブサンの澄んだ香りで始まり、インセンスとアイリスの落ち着いた中盤を経て、ホワイトムスクとバニラがやわらかく肌に残ります。

  • 『シークレット ガーデン』

同じく100BONで手がけた香りで、帰郷後にあらためて出会ったグラースのジャスミンから生まれました。出発点は、8月に香料工場がジャスミンの香りに包まれる情景です。フルーティーな甘さが角をやわらげても、濃いジャスミンの香りが中心に残ります。

手がけた香水