#11 2025-05-30
ジョー マローン ロンドン
イングリッシュ ペアー & フリージア
熟した洋梨とフリージアが描く、秋の果樹園の余韻
ジョー マローン ロンドン「イングリッシュ ペアー & フリージア」は、キングウィリアムペアー、フリージア、ローズ、パチョリ、アンバー、ムスクを軸に、熟した洋梨と白い花の透明感を軽やかなコロンとして描く香りです。蜜の濃い甘さではなく、切ったばかりの果肉の瑞々しさから始まり、フリージアの清潔感とパチョリ、ムスクの乾いた余韻へ静かに移ります。
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#11 2025-05-30
ジョー マローン ロンドン
熟した洋梨とフリージアが描く、秋の果樹園の余韻
ジョー マローン ロンドン「イングリッシュ ペアー & フリージア」は、キングウィリアムペアー、フリージア、ローズ、パチョリ、アンバー、ムスクを軸に、熟した洋梨と白い花の透明感を軽やかなコロンとして描く香りです。蜜の濃い甘さではなく、切ったばかりの果肉の瑞々しさから始まり、フリージアの清潔感とパチョリ、ムスクの乾いた余韻へ静かに移ります。
#10 2025-05-29
ルイ・ヴィトン
黒茶とアンバーが支える、光のようなシトラス
1本数万円の超高級フレグランスが、なぜか日本の家庭で愛される「牛乳石鹸」を思い起こさせる──。ルイ・ヴィトンのイマジナシオンは、地中海のシトラスと東洋の紅茶、清潔感と官能性という矛盾する要素を一本に閉じ込めた、不思議な魅力を持つ香水です。調香師が5年をかけて追い求めたアンバーグリスの真髄と、あえてミドルを削ぎ落とした大胆な構造の秘密に迫ります。
#9 2025-05-28
イヴ・サンローラン
自由と官能をモードに着る、ラベンダーと白花のフローラルフゼア
リブレは、イヴ・サンローランから2019年に登場したオードパルファムです。名前はフランス語で「自由」。でもこの香水の自由は、透明で軽い自由ではありません。クールなラベンダー、燃えるようなオレンジブロッサム、バニラとムスクの温かさ、そして黒と金のボトル。甘さと鋭さを両方持った、かなり自己主張のある香りです。
#8 2025-05-27
ディプティック
肌の温もりに咲く、綿毛のようなムスクとアイリス
フルール ドゥ ポーは、ディプティックから2018年に登場したオードパルファンです。名前は「肌の花」と読める言葉。ムスク、アイリス、アンブレット、ピンクペッパーを軸に、清潔感だけでは終わらない、肌の近くで咲くようなパウダリーな香りを作っています。スキンセントでありながら、粉感、神話、体温まで含めて残るところが、この香水の面白さです。
#7 2025-05-26
メゾン マルジェラ
白いリネンと肌の温もりが重なるフローラルムスク
レイジーサンデー モーニングは、メゾン マルジェラの「レプリカ」シリーズを代表するフローラルムスクです。洗い立てのシーツのような清潔感で知られていますが、魅力はそれだけではありません。白いリネンに残る肌の温度、何もしなくていい日曜の朝の余白まで含めて、この香りの輪郭を追います。
#6 2025-05-25
ゲラン
甘い桃ではなく、苔の影が残るフルーティ・シプレ
ミツコは、ゲランから1919年に登場したフルーティ・シプレです。ピーチと聞くと甘い香りを想像しがちですが、この作品の魅力は、桃の柔らかさがオークモスやパチュリの暗い骨格に沈むところにあります。小説由来の名前、逆さハートのボトル、賛否が分かれる理由まで含めて、クラシック香水としての香りの輪郭を追います。
#5 2025-05-24
フレデリック マル
濃密なローズとスパイスが描く、夜の肖像
100mLのボトルに400輪以上のターキッシュローズを使ったとされる、濃密なオリエンタルローズです。カシスやスパイス、パチュリ、乳香が花びらの暗い陰影をつくり、少量でも長い余韻を残します。
#4 2025-05-23
ブルガリ
ダージリンとムスク、白シャツの清潔感
ブルガリ初のメンズフレグランスでありながら、愛用者の多くが女性というデータもある、性別を超えて愛される「ブルガリ プールオム」。1990年代半ば、濃厚な香りが主流だったメンズ香水に「お茶の香り」という革新をもたらしました。緑茶・紅茶系フレグランスブームの先駆けであり、控えめな清潔感が、静かな贅沢を思わせます。
#3 2025-05-22
シャネル
アルデヒドの泡の奥に花束がひらく、清潔感と官能性
シャネルのN°5は、冷たくきらめくアルデヒドの奥から、イランイラン、ジャスミン、ローズがひらくフローラル・アルデヒドです。清潔なパウダー感と、素肌を思わせる温度が同居します。
#2 2025-05-21
ディオール
果実とジャスミンが描く、光に満ちた花束
ジャドールは、果実の明るさからローズと二種類のジャスミンへ移り、やわらかなウッドへ落ち着くフローラルブーケです。ひとつの花を目立たせず、輪郭の異なる花々を一輪の「夢の花」に見せます。
#1 2025-05-20
トム フォード ビューティ
コーヒーの苦味が影を落とす、夜のローズガーデン
トム フォード ビューティが手がける「カフェ ローズ」です。洗練された薔薇の内に秘めた野性的な官能に、ダークコーヒーの意外なひねりを効かせた特別な香りです。コーヒーという名前から甘いカフェラテを想像するかもしれませんが、実際には土っぽい苦味が薔薇の美しさを引き立てます。