メゾン ヴィオレ

1827年にパリで創業し、2017年に3人の若者が復活させたフレグランスブランド。ウジェニー皇后の御用達だった歴史を、現代の香水で受け継いでいる。

France

メゾン ヴィオレのロゴ

メゾン ヴィオレについて

メゾン ヴィオレは、1827年にフランソワ=エティエンヌ・ヴィオレがパリで創業した香水・石鹸メーカーを起源とするブランドです。1955年ごろに活動を止めた後、2017年に3人の若者の手で再始動しました。

ブランドの歴史

創業期には石鹸に関する特許を複数持ち、パリのキャピュシーヌ大通り12番地の店でよく知られていました。19世紀半ばにはウジェニー皇后とスペイン女王イサベル2世の御用達となり、1858年には店名を「ア・ラ・レーヌ・デザベイユ(蜂の女王)」としています。1885年以降は株式を上場して欧米やロシアへ輸出を広げましたが、世界大戦や1929年の恐慌などが重なり、休眠に至りました。

フィロソフィーと特徴

復活のきっかけは、2015年にパリで調香を学んでいたポール、ヴィクトリアン、アントニーの3人が、フランス香水史をたどる中で忘れられていたかつてのメゾンに出会ったことでした。現在は3人がアートディレクションを、調香師ナタリー・ローソンが香りづくりを担っています。皇后の象徴だったミツバチを今もボトルにあしらい、職人技とパリの記憶を現代の香りに託しています。

代表的な香水

「コレクション・エリタージュ」では、「タナグラ」「ニュエブルー」「コンプリモン」「アビーム」などを展開しています。「プール レヴェ」や「ボン ヴォヤージュ」も、歴史あるメゾンの表現を現代へつなぐ作品です。

このブランドの香水