ニュエブルー
ベルガモットとオレンジブロッサムの明るさから、アイリスとカーネーションのやわらかな質感へ移り、アルデヒドを効かせたムスクが石けんのような清潔さで結ぶフローラル。
調香師: ナタリー・ローソン
ニュエブルーは、フランス語で「青い雲」を意味する名をもつフローラルです。明るさとやわらかさを一本のなかで両立させています。トップでは、ベルガモットとレモンの弾むような柑橘にオレンジブロッサムの白い花が重なります。鋭さよりも、澄んだ光が差すような入り口です。ハートには、メゾン ヴィオレが自らのシグネチャーと位置づけるアイリスがアブソリュートで置かれています。そこにカーネーションのアコードがほのかなスパイスの温かみを添え、アイリスが冷たく感じられないようにしています。ブランドはこの組み合わせを赤ちゃんの肌のようになめらかな感触にたとえており、アイリスのしっとりとした粉っぽさが香りの中心になっています。ベースは、サンダルウッドとベンゾインのまろやかな甘さに、ホワイトムスクの薄いヴェールを重ねた構成です。アルデヒドをほのかに効かせたこのムスクが、洗いたての布や石けんを思わせる清潔さを残します。華やかに飾るより澄んだ明るさをまといたい日に、肌の近くで香らせたい一本です。







