コロニア ルッサ

カラブリアのベルガモットとネロリが弾けるように広がり、プチグレンやローズマリーの清冽なハーブが続く。クローブのスパイスがアクセントとなり、ベンゾインとシベットの温かく深いベースへと溶け込む。爽快でありながら奥行きのある、気品漂うコロン。

サンタ・マリア・ノヴェッラ

調香師: 非公表

サンタ マリア ノヴェッラ コロニア ルッサ 100mL ボトル

Colonia Russa

コロニア ルッサは、19世紀のロシア宮廷の伝統に想を得たオーデコロンです。カラブリアのベルガモットとネロリの輝くような柑橘が、プチグレンやローズマリーの清々しいハーブ、クローブのスパイスへと続き、スマトラ産ベンゾインとシベットの温かく官能的なベースへと落ち着きます。ヘスペリデートの系譜に連なる、時代を超えたクラシックな香りです。

この香水について

19世紀、ロシア帝国の宮廷はヨーロッパの高級品を広く取り寄せており、香水もその一つでした。ヨーロッパの香水メゾンはこの需要に応えるため、独自の調合を開発しました。オフィチーナの調合は、カラブリア産ベルガモット、シトラス、ネロリで始まり、プチグレン、ローズマリー、ラベンダー、クローブのハートを経て、スマトラ産ベンゾインとシベットのベースに落ち着きます。ロマノフ朝時代のロシアの伝統に敬意を表した、歴史と格式を感じさせる一作です。

香りの特徴

最初に弾けるカラブリア産ベルガモットとネロリの爽やかな柑橘が、プチグレンのほろ苦さとローズマリーの清涼感へとつながります。ラベンダーのフローラルなハーブが柔らかさを加え、クローブのスパイスがピリリと引き締めます。やがてスマトラ産ベンゾインの甘いバルサミックな香りと、シベットのアニマリックな温かみが現れ、深みと官能性を醸し出します。全体として、フレッシュでありながら複雑で、時代を超えた魅力を持つヘスペリデット調のコロンです。

こんな人・場面に

この香りは、春から初夏の晴れた日にぴったりです。爽やかな柑橘とハーブが、カジュアルな装いにもフォーマルな場にも清潔感と気品をもたらします。オーデコロンなので、肌に直接スプレーし、体温で香りを楽しむのがおすすめです。持続時間は短めで、数時間で穏やかに消えていきますが、その分、重たくならず、一日を通してリフレッシュできます。 春から初夏の晴れた日が最適です。爽やかな柑橘とハーブが、暖かい季節の空気に清々しさを添えます。ただし、ベンゾインとシベットの温かみのあるベースは、肌寒い春先や秋口にも心地よく、オールシーズン楽しむこともできます。 香りの広がりは控えめで、肌からほんのりと漂う程度です。近くで感じられる親密な香りで、周囲に強くアピールするタイプではありません。オーデコロンとしての持続時間は短めで、肌の上で約2〜4時間ほどです。香りは穏やかに消えていきますが、衣類に付けると少し長持ちします。

調香師とボトル

1913年発売のEau de Cologne。個人調香師は公表されていません。

香りの構成