クルール ヴァンドーム
ドミニク・ロピオンが一輪のバラを拡大して見つめ、しおれるまでの色調を写し取った香り。ダマスクローズをオレンジブロッサムで磨き、フィレンツェのアイリスとヴェネツィアのスパイスを添えています。
調香師: ドミニク・ロピオン
ロス アンド ロスのクルール ヴァンドームは、マスターパフューマーのドミニク・ロピオンが手がけた香りです。公式は、一輪のバラを拡大して見るようにその中へ入り込み、花びらがしおれるまでのあらゆる色調を写し取った作品だと説明しています。
始まりはカルダモン、ピンクペッパー、シナモン。中心にはダマスクローズのアブソリュートとオレンジブロッサムが置かれています。オレンジブロッサムは、17世紀にネロリ公妃が好んだとされる地中海の花。ロピオンはこの花でバラを磨き、現代的な香りの錬金術に仕上げました。
構成の奥には、イタリアへの寄り道がいくつも織り込まれています。フィレンツェのアイリス、ヴェネツィアとその店先をめぐるスパイス、そしてパチュリとラブダナム。全体を貫くのは、ばら色がかった赤い光です。公式はこの光が、ヴァンドーム広場からスカラ座の広場まで、名高い場所を包むと書いています。
公式は最後に、ロピオンが自然を彫刻するようにして、まったく新しく作り直し、質感を与えたバラを生み出したと結んでいます。








