ダンシングライト

オーロラに着想を得た、氷のような冷気と白い花々が木の温もりへ溶けていくオードパルファン。

オルファクティブ ストゥディオ

調香師: シドニ・ランセスール

オルファクティブ ストゥディオ ダンシングライト 100mL ボトル

地の果てで、エメラルド色の光の帯が空中で身をよじるように舞う。ダンシングライトは、そのオーロラという一瞬の自然現象から生まれた。調香はシドニー・ランセッスール。この光に応えるために選ばれたのは、抽象的な光の演出ではなく、植物や花の確かな存在感だった。ジャスミンやネロリの花の香りに、木やスパイスを組み合わせている。

入り口は、ほとんど氷のよう。アイシーミントとシベリアンパインの針葉が澄んだ冷気を運ぶ。一方でフィグミルクのアコードが下に乳白色のやわらかさを敷くため、冷たさは鋭いだけで終わらない。

やがて雪の色をした白い花々が舞いはじめ、その明るいブーケをサンダルウッドが温かく受け止める。凍てつく空の光が、少しずつ木の温もりへ移っていく。冷たさと温もりが一本の香りの中で行き来する、その揺れがこの作品の表情になっている。

香りの構成