ノットゥルノ

夜と詩に捧げた香水。ラムの強い酔いで始まり、古い日記を包む革のようなレザーとインクを経て、ほこりっぽく煙たい余韻を残します。

メオ フシューニ

調香師: ジュゼッペ・インプレッザービレ

メオ フシューニ ノットゥルノ 100mL ボトル

ノットゥルノは、夜と詩に捧げられた香水です。眠れない夜に詩人を抱きとめる時間を、作り手自身の五つの詩的な場面に分けて描いています。暗いトンネルで立ち止まり、人生というインクで刻まれた言葉の美しさを思う。その内面の旅が出発点です。

ラムが鋭く立ち上がり、すぐに革の温かな香りが重なります。中心は、作家の古い日記を包む革のように温かく、クローブとバーチ、暗く品のあるレザーのアコードが、奥にかすかな花の香りを抱えています。この夜の一瞬にインクのノートが立ち上がり、ヘルダーリン、リルケ、ツェラン、ストリンドベリ、ドストエフスキーと、作り手の人生に刻まれた書き手たちを呼び出します。

土台では、アンバーとムスクの温かさに、シダーウッドとインセンスの祈るような気配が重なります。作り手がここで求めたのは、官能的でロマンティックな変化でした。肌に残るほこりっぽく煙たい余韻こそが詩の魂であり、この余韻に、調香師は自身の支えとなった詩の記憶を重ねています。

香りの構成