パンプルムース ルバーブ

グレープフルーツの明るい苦みに、ルバーブの甘酸っぱい青さ。スパイスの表情を、シダーとベチバーが穏やかな木へつなぐ香り。

ロクシタン

パンプルムース ルバーブ 50mL ボトル

パンプルムース ルバーブは、酸味を感じさせるグレープフルーツとルバーブの出会いを主題にしたオードトワレ。果実の明るさと、みずみずしい甘酸っぱさを組み合わせた作品だ。2015年に紹介された香りを、現行の50mLでは簡潔なガラスの姿で展開している。フランス公式が描く鮮やかで輝く表情に、英国公式では、味覚も楽しませるような果実の組み合わせという着想が重なる。甘さを広げるだけでなく、爽やかな酸味と、少し刺激のある芳しさを、穏やかな木で包む香りだ。

グレープフルーツは、果皮の苦みと、明るい柑橘の表情を添える。ルバーブには、酸味を感じる青さと、みずみずしい果実を思わせる甘さがあり、柑橘の輪郭を柔らかく見せる。二つの素材が響く中心には、刺激のあるスパイスの表情が重なる。基調のシダーは、乾いた芳しい木を、ベチバーは、草の根や土を思わせる落ち着きを支える。甘酸っぱい鮮やかさから、穏やかなウッディの余韻へつなぐ組み合わせだ。果実を甘さだけで楽しむより、青さや苦み、静かな木の感触も一緒に求める人に向く。

明るい昼の散歩や、風の入るテラスで過ごす時間に試してみたい。白いシャツや、薄い色の綿の服に、果実のフレッシュさを添える選択肢になる。採用した現行50mLは、かすかに黄色を感じる液体を透明なガラスに収めている。黒い円筒形のキャップと輪状の首元が、丸みのある肩に重なる。明るいラベルにはパンプルムースとルバーブの名を二段で置き、丸い下端にオードトワレの文字を配している。厚いガラスの底が、果実の軽やかな着想に静かな輪郭を与える。

香りの構成