どこまでも続く深い森で、雌オオカミの一歩が静けさを破る。アッタイは、その姿を赤いベリー、カカオ、温かな木の重なりで描いたオーデパルファムだ。アメリー・ブルジョワが、ジャン=クロード・エレナのディレクションのもとで手掛け、2019年に登場。甘さの中に、暗い森のような陰影を持たせている。
レッドベリーの入口に、レッドペッパーのスパイシーな輪郭を合わせ、ほろ苦いカカオのハートへ。シナモンとアンバーウッドの温もりに、カデの木の煙を思わせる乾いた表情が重なる。果実の甘さとカカオの苦さを、木やスパイスが包み、柔らかさと力強さが交わっていく。
甘さに煙や木の奥行きを合わせたい夜や、温もりのある装いに。100mLは淡い琥珀色の液体が見える長方形のガラスに、幅広い黒いキャップを合わせたボトル。正面の植物画を囲む四角い意匠と、下部に記されたアッタイの名前が、簡潔な表情を作っている。





