ラヴィエベル イリス アブソリュ

フィグとカシスの明るい果実感から、フランス産イリス パリダへ。ジャスミンとバリ産パチュリが、パウダリーなアイリスに花と木の奥行きを添える香り。

ランコム

調香師: ドミニク・ロピオン, アン・フリッポ

ラヴィエベル イリス アブソリュ 50mL ボトル

ラヴィエベル イリス アブソリュは、シリーズのアイリスをさらに際立たせた2023年のオードパルファム。アン・フリッポとドミニク・ロピオンが共同で手掛けた。南仏の香りや、グラースのドメーヌ・ド・ラ・ローズの庭が着想になっている。調香師たちは、イチジクの木や野生の草を思わせる、より自然な表情を求めた。フランスで育まれたイリス パリダに、フィグとカシスのみずみずしさ、バリ産パチュリを合わせ、アイリスの豊かな輪郭を描いた作品だ。

フィグとカシスのアコードが、ジューシーな果実と緑を含む明るい入口をつくる。中心にはイリス パリダ コンクリートがあり、アイリスのパウダリーな柔らかさと厚みを際立たせる。ジャスミン サンバックの花も響き、基調のバリ産パチュリ エッセンスが、土や木を思わせる深みを添える。果実の爽やかさを、粉のようになめらかな花とパチュリが受け止める香りだ。甘い花の中に、アイリスのしっとりした質感や、緑を感じる果実の表情も求める人に向く。

柔らかなシャツやニットに、パウダリーな花を合わせたい時に。アイリスを主役にした装いを、フィグとカシスの明るさとともに楽しむ日にも試してみたい。採用した50mLの透明ガラスには、シリーズの微笑みが幾重にも連なる同心円状の彫刻を施している。上部の温かいピンク色が、曲線を通して濃淡を見せ、透明な底へ続く。首元のきらめくピンクの襟飾りとリボン、四角い透明キャップが、ガラスに刻んだ豊かな奥行きを引き立てる。

香りの構成