ヒドゥン バイ ア ローズ
スパイスを帯びたローズにインセンスの陰影を重ね、ミルラとバニラの温もりで包む香り。光と闇の狭間を、花と樹脂の柔らかな深さで描く。
調香師: ジュリエット・カラゲウゾグル, アン・フリッポ
ヒドゥン バイ ア ローズは、ドメーヌ・ド・ラ・ローズに束の間の影が落ちる時、ローズが見せる謎めいた表情を描いたオードパルファム。ジュリエット・カラグウゾグルとアン・フリッポが手掛け、2026年にアプソリュ レ パルファンへ加わった。月が太陽を隠し、光と闇の境目で花の輪郭が変わる情景が着想になっている。調香師たちは、スパイスを帯びたローズにインセンスを重ね、ミルラとバニラの温もりで包むことを目指した。
センチフォリアローズを中心に、ピンクペッパーが爽やかなスパイスと、軽いアロマや花を思わせる表情を添える。インセンス アコードは、アンバーを思わせる温かみのある木の深さで、花に陰影をつくる。ミルラが樹脂の温もりを加え、バニラはクリーミーで豊かな甘さを重ねる。ハロー構築の中で、ローズの華やかさ、スパイスの鮮やかさ、インセンスの奥行きが一緒に響く。謎めいた空気の中にも、甘く柔らかな質感を楽しめる組み合わせだ。
夜の外出でローズに温かな深さを求める人や、花とインセンスの組み合わせを試したい人に。甘さのある香りでも、スパイスや樹脂の陰影を楽しみたい時に選んでみたい。採用した100mLは、銅色から赤褐色を帯びた液体を見せる透明な円筒形ボトル。金色のキャップと丸い銘板を合わせ、正面に作品名とブランド名を置く。厚いガラスの底にバラの造形があり、光と影の間にある温かな色合いを映している。




