ドリアンは不死の身でありながら、終わらない退屈の中にいます。刺激を求めても、もう何をしても心が動きません。ドリアンズ スプリーンは、この憂鬱な男の物語から生まれた香りです。
始まりは、酒のグラスに映る琥珀色の光。濃厚なウイスキーに、キャラメル、コーヒー、ダークチョコレートの甘さが重なります。装いの整った人物を思わせる、ほろ苦く甘い香りです。
やがて香りは姿を変えていきます。甘くやわらかな香りが少しずつ引き、灰と煙の気配が前に出てきます。どれほど刺激で紛らわしても、最後にはドリアンの暗い心が戻ってくる。その流れを、香りの移り変わりでたどります。





