ミューズ
創作と憧れの源である「ミューズ」を主題にした一本。オレンジ、桃、グレープフルーツの崩れるようなシトラスから、粉のバイオレット、アンバー、サンダルウッド、バニラの温かい層へと沈んでいく香水です。
創作と情熱、そして憧れの源である「ミューズ」をテーマにした一本です。芸術を生む深く入り組んだ感情を香りに移すこと、過ぎゆく旋律やかすかな記憶のように消えない残像を残すことが、作り手の意図として示されています。
香りは果実のみずみずしい広がりから始まります。オレンジ、桃、グレープフルーツが短く重なり、果実の輪郭が溶けながら、次の層に手渡されていきます。
中心に置かれたバイオレットは、花の輪郭をそのまま出さず、パウダリーな質感と結び合わされます。乾いた甘さを含んだ花が、どこかで待つ誰かに届きそうで届かない距離を感じさせます。
ベースのアンバー、サンダルウッド、バニラは、暖かい色の層として深く沈みます。温かい甘さが、果実やバイオレットの香りを包むように広がります。







