プライベート ラベル

中東の王女が息子のために頼んだ一本から生まれた、ジョヴォワを代表するウッディ・オリエンタル。調香はセシル・ザロキアンです。パピルスの乾いた青さから始まり、最後は煙と革の陰影を帯びた木の香りに移ります。

ジョヴォワ

調香師: セシル・ザロキアン

プライベート ラベル 75mL ボトル

「プライベート ラベル」という名前の背景には、ジョヴォワの初期の逸話があります。アーティスティック・ディレクターのフランソワ・エナンによれば、パリに立ち寄った中東の王女が、当時ラ・ペ通りに直交する通りにあった最初のブティックを訪れ、息子のための香水を依頼しました。一人のための特注で終わってもおかしくなかったこの香りは、やがてブランドを代表するウッディ・オリエンタルになりました。

依頼が届いたのは8月半ばで、パリの調香師は休暇中、ラボも閉まっていました。そこへ、自分の会社を立ち上げたばかりのセシル・ザロキアンが名乗り出て、この依頼を引き受けました。

構成はトップにパピルス、ハートにベチバーとパチョリ、ベースにサンダルウッド、バーチ、シスタス、シダーウッドです。パピルスの乾いた青さから始まり、土の気配を持つベチバーと深みのあるパチョリへ進みます。ベースでは、バーチとシスタスが木の層に煙と樹脂の陰影を重ねます。ジョヴォワはこの香りを、レザーとスモークの両面を持つと表現しています。

香りの構成