タクシー ドライバーは、マーティン・スコセッシの映画「タクシードライバー」を着想にした作品。ロバート・デ・ニーロが演じる人物の物語そのものを説明するのでなく、レザー張りの車内という具体的な質感を香りで捉えている。アイスティス・ミケヴィチュスが手がけた、2020年の作品だ。
トップのホワイトペッパーとブラックペッパーが、乾いた刺激とスパイスの輪郭を作る。ミドルのジャスミンが、硬い印象の間に花の柔らかさを置く。ベースではレザーとスエードが、滑らかさと起毛感の異なる肌触りを重ね、パチュリとアンバーが、土の深みと温もりで支える。
夕方の外出や、レザーの装いへ乾いたスパイスを添えたい時へ。構成からの提案だ。掲載の50mLパルファムは、透明な角形ガラスに黒い円筒キャップを合わせ、前面の黒い商品名、背面の白い文字、厚みのあるガラスの底を備える。






