プレジャーズは、春の雨上がりに見る花の澄んだ姿をとらえた、軽やかなフローラルです。1995年にエヴリン・ローダーが開発を導いたこの香りで、彼女が求めたのは、透けるようでとらえどころがなく、光を帯びた質感でした。
トップのホワイトリリーとバイオレットリーフ、グリーンのアクセントは、みずみずしい花びらと葉の青さを一緒に感じさせます。
ミドルにはブラックライラック、ホワイトピオニー、カロカルンデの花、ピンクローズ、ジャスミンが集まり、その間をピンクペッパーとも呼ばれるバイ ローズが通ります。ピオニーとローズのやわらかな甘さに、バイ ローズの明るくぴりっとした粒が光を添え、カロカルンデとジャスミンが花束に厚みを加えます。
ベースはサンダルウッドとパチョリです。白い花の透明感を損なわない程度に、なめらかな木の温もりを下に敷きます。エヴリン・ローダーはこの香りを、太陽の温もりの中で花が開くように、少しずつ香りを明かしていく香水だと語っています。










