アニー・ブザンティアン
フィルメニッヒで長く活動する調香師。同社初の女性マスターパフューマーとなり、直感を大切にしながら新しい香りの表現を探してきました。
アニー・ブザンティアンについて
アニー・ブザンティアンは、フィルメニッヒで長く活動してきたマスターパフューマーです。ルーマニアの海辺やレバノンの森で過ごした幼少期の経験を持ち、身近な自然への関心を香りづくりにつなげてきました。大手ブランドの香水と、独立したメゾンの作品の両方を手がけています。
経歴
1972年にフィルメニッヒへ入り、香水の制作に取り組むようになりました。1988年には、同社で初めて女性のマスターパフューマーに任命されています。2015年には、フレグランス財団の生涯功労賞を受賞しました。
創作スタイルと哲学
本人は、直感を大切にしながら、まだ誰も踏み込んでいない香りを探す姿勢を語っています。処方を手で書くことで発想が流れやすくなるといい、制作途中の香りにも個性に合う名前をつけています。香りのない花にも新しい香りを与えられると考え、既存の表現にとらわれない創作を続けてきました。
代表作
- 『トミー』— アルベルト・モリヤスとの共同調香で知られる、柑橘とアロマティックな香りの定番です。
- 『ピュアディスタンス I』— 2007年に発売された、ピュアディスタンスの最初の香水です。
- 『オパルドゥ』— 2012年に発表した、同メゾンの作品です。
