アルベルト・モリヤス

セビリアの光と海の記憶を原点に持つdsm-firmenichのマスター調香師。天然素材と新規分子を情感豊かに結びます。

Spain

Alberto Morillas

アルベルト・モリヤスについて

アルベルト・モリヤスは、dsm-firmenichのマスター調香師で、現代香水に大きな影響を与えてきた人物です。セビリアの中庭に漂うジャスミンや洗濯物、井戸、果樹の香りと、休暇で触れた大西洋の風が、長い創作人生の感覚的な原点になっています。

経歴

長年にわたり研究開発の化学者と協働し、香水史への深い知識と、新しい天然素材技術や合成分子を結びつけてきました。フレグランス財団の生涯功労賞を調香師として初めて受けるなど、創作と技術革新の両面で評価されています。

創作スタイルと哲学

香水を社会の感情を映す鏡と捉え、調香師はそれを解釈する芸術家だと考えます。処方を「よく書かれた一文」にたとえ、素材の数や珍しさではなく、どのような感情で結び合わせるかを重視します。光、水、庭、海の記憶を透明な構造へ変えながら、既知の美しさと未来の技術を自然に共存させます。

代表作

  • 『CK One』— シトラスとムスクの透明感で時代の空気を捉えた共同制作。
  • 『アクア ディ ジオ』— 海風と光を芳香性のある構造へ変えた作品。

手がけた香水