アズーレ レガシーは、カルダモンの清涼感にバジルとタラゴンの青い香草が重なって始まる、ウッディ アロマティックの香りです。もとになったオリジナルのアズーレは、南仏コート ダジュールのカップ ダンティーブ近くにあったミセス エスティ ローダーの別荘と、その地中海の温もりに着想を得ていました。この香りにも、日差しに温められた土地の気配が受け継がれています。
香水エディターのフレデリック マルによる再解釈では、オリジナルの本質を大切にしながら、現代的な官能性のためにクミンが加えられました。ミドルではジャスミンにクローブとクラリセージが重なり、花の甘さをスパイスと薬草の乾いたほろ苦さが引き締めます。
ラストはパチョリ、オークモス、ベチバー、サンダルウッド、クミン、レザーです。サンダルウッドとレザーが深みと熱をもたらし、クミンの肌に近い温かさが香草の青さを包み込みます。海辺の岩を思わせるミネラル感も語られ、乾いていながら緑の瑞々しさもある香りとして描かれています。
マルはこの香りを「セカンドスキン」の香水と呼んでいます。香草と木、レザーが溶け合う構成を見ると、肌に寄り添う親密な香りと表現される理由が伝わってきます。











