クレヨンは「ヴァニラシーイーオー」について、仕事の場で身にまとう香りを求める声に応えて作られたと説明しています。着想にあるのは、迷いなく自分の道を進み、声を張らずに落ち着いて立つ人物の柔らかな強さです。トップはベルガモットとマンダリンの明るい柑橘に、オレンジブロッサムの甘い花と、シクラメンの透明感のある花の気配が重なります。ハートのバニラオーキッドは、デザートのような甘さに寄り切らず、花の面影を残したクリーミーなバニラとして香りの中心に置かれています。ベースのアンバーとウッドがその甘さを温かく受け止め、柔らかな木の輪郭で全体をまとめます。並ぶ香料は少なく、柑橘の軽さとバニラの丸みの釣り合いがこの香りの軸です。賦香率20%のオードパルファムで、重い甘さを避けつつ温かさが欲しい日中に選びやすいバニラです。






