マンダリン、ベルガモット、レモン、グレープフルーツという4種の柑橘で幕を開けるアートライフ。最初に、酸味とほろ苦さを含んだ明るさが広がります。そこへネロリ、ローズ、リリーが軽やかな花の輝きを添えますが、香りの中心にあるのはフィグです。ブランドの説明では、柑橘の立ち上がりのあとにクリーミーでやわらかなイチジクが現れます。その後、清潔でほのかに果実味と土の気配を残すベースへ落ち着きます。ベースのシダーウッドとベチバーが乾いた木の線を引き、パウダリーなムスクとトンカがやわらかさとかすかな甘さを重ねます。着想として描かれるのは、マラケシュの屋上にある明るく風通しのよいアトリエです。大きな窓から日が差し込み、温かい風が、日差しに温まったイチジクと柑橘の香りを運んでくる情景です。重さを抑えた明るい構成なので、朝の身支度のあとや日中に軽くまとう一本として選びやすい香りです。
賦香率は20%のオードパルファムです。













