IV ルール フグーズ

ティーの渋みと干し草、磨かれた鞍革のニュアンスが溶け合う、軽やかでアニマリックなシプレ。ビターな柑橘とマグノリアから、マテとラベンダーの緑が立ち上がり、ベチバーとオークモス、クマリン、柔らかなムスクが陽だまりの厩舎の空気を肌に描きます。

カルティエ

調香師: 非公表

カルティエ IV ルール フグーズ 75mL ボトル

IV ルール フグーズ

ティーの渋みと干し草、磨かれた鞍革のニュアンスが溶け合う、軽やかでアニマリックなシプレ。ビターな柑橘とマグノリアから、マテとラベンダーの緑が立ち上がり、ベチバーとオークモス、クマリン、柔らかなムスクが陽だまりの厩舎の空気を肌に描きます。

香りの展開と個性

ひんやりとした風が干し草の野原を吹き抜けるように始まり、ビターなベルガモットと透明感のあるマグノリアが淡い光を落とします。すぐにマテ由来の渋みを帯びたティー感とハーバルなラベンダーが重なり、夜明けの厩舎のような、まだ澄んだ空気に草と毛並みの気配がほのかに漂います。やがてベチバーとオークモスが土と苔の柔らかなコントラストを添え、クマリンが日差しに温められた干し草の甘さを薄く広げます。レザーとムスクは鞍革や磨かれた毛並みを思わせる控えめなアニマリックさにとどまり、終始軽やかでエレガントなシプレとして肌に馴染みます。

こんな人・場面に

個性的な「たてがみ」のアコードを持ちながら、香りの輪郭はドライで透き通ったシプレとして上品にまとまるため、静かな個性を求める日常使いやフォーマルな場でも違和感なく馴染みます。投射は控えめで、オフィスや美術館のような静かな空間でも、干し草とティー、レザーが肌の近くで柔らかくささやく程度。暖かい季節には風の通る厩舎や草原を思わせ、涼しい季節にはクマリンとオークモスのノスタルジックな温もりが、幼い日の夏の記憶をぼんやりと呼び起こすようなムードを添えます。ドライなグリーンティーと干し草、レザーのニュアンスが映える春と秋向きの香りですが、穏やかな冬の日にも心地よくまとえます。真夏の猛暑にはやや温かみを感じるため、涼しい時間帯に少量を楽しむのが向いています。拡散性は香り立ちは控えめから中程度で、最初の1時間ほどは穏やかに周囲に広がり、その後は肌の近くで感じられるソフトなスキンフレグランスへと落ち着きます。持続性はオードトワレとしては中程度の持続で、肌の上で約5〜7時間ほど穏やかに続きます。干し草とティー、柔らかなレザーの残り香が肌の近くに薄くまとわりつくタイプです。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。

調香師とボトル

2010年発売のオードトワレで、調香師は非公表です。澄んだガラスの直方体ボトルに、ファセットカットの透明キャップとメタルカラーを組み合わせた、レゼール・ドゥ・パルファン共通のデザイン。淡い色調のジュースとホワイトラベルに「Cartier」とローマ数字IVが配され、時計の時刻を思わせる静かな気品を放つ。 75mLの採用画像は同一ブランドの過去容量と公式展開を照合しています。

香りの構成