エンヴィアス

イランイランとマンダリンが、チューベローズ、ローズ、ジャスミンの濃密な花束を照らします。オレンジの花の明るさを、バニラやベンゾイン、ベチバーの温もりが支えるフローラルです。

ブーディカ ザ ヴィクトリアス

調香師: クリスチャン・プロヴェンツァーノ

エンヴィアス 100mL ボトル

白い花のふくよかさに、柑橘の明るい輪郭を置く。エンヴィアスは、イランイランの甘くなめらかな印象と、チューベローズやジャスミンの密度を楽しむフローラルの作品だ。クリスチャン・プロヴァンザーノが調香し、2020年に登場した。ブーディカ ザ ヴィクトリアスが重ねるのは、女王の華やかさと戦士の力強さ。花束を柔らかな甘さでまとめながら、その下に木や樹脂の落ち着きを置き、豊かな花の表情を一方向に寄せずに描いている。

トップではベルガモットとマンダリン、オレンジの清々しさに、セージのハーブ感とイランイランが重なる。ハートはインディアン チューベローズ、ダマスクローズ、オレンジブロッサム、ジャスミン。濃密な花にオレンジの花の明るさを通し、クリーミーな印象を広げる。ベースのアンバーとムスクに、ベチバーの乾いた木の感触、ベンゾインとバニラの柔らかな温もり、カシミアのなめらかな質感が加わる。レモンの明るさも、花の豊かさを引き立てる要素として重なっている。

柔らかな布のドレスや、しなやかなシャツに花の存在感を添えたいときに。夕方の食事など、華やかさと落ち着きを一緒に楽しむ装いにも合わせやすい。100mLのボトルは、淡い黄緑を帯びた中身を透かす丸いガラス。銀色のキャップと、中央に据えたケルト文様の円形の盾が、柔らかな液色に端正な輪郭を添える。厚みのある透明なガラスの足まで、丸みと重さのある意匠で揃えている。

香りの構成