アズラック

アラビア語の「青」に由来する名を持つ香り。海の青と水面の光を、塩気や水の表現ではなく果実と花で描きます。

ブーディカ ザ ヴィクトリアス

調香師: クリスチャン・プロヴェンツァーノ

アズラック 100mL ボトル

アズラックはアラビア語で「青」を意味する言葉にちなむ名前です。着想源はコバルト、ウルトラマリン、アジュール、ターコイズといった海の青と、水面に差す光。ただし塩気や水の香りには寄せず、青という色を香りに置き換えています。青いボトルはその色の移ろいを閉じ込める器です。

トップは熟したパイナップルとレモンの明るさに、ベルガモットとカシスが重なります。カシスは果実の甘さにわずかな動物的陰りを添え、カルダモンとシナモンは熱さではなく控えめな温かさを加えます。

ハートの中心はローズで、バイオレットの粉っぽさとバイオレットリーフの影のある緑が寄り添います。スズランとジャスミンは白い花の清涼感と落ち着きをもたらし、華やかな花の層が香りの主役になります。

ベースにはアンバー、ムスク、サンダルウッド、シダーウッド、ウッディノート、アガーウッド(ウード)が並び、花の層を下から支えます。果実の明るさと花々の量感、木とアンバーの深みで、海の青の重なりを描いた構成です。

香りの構成