デリーが描くのは、人や乗り物が行き交う旧市街の路地です。市場に満ちるさまざまな匂いと、聖地から立ちのぼる香の煙。その熱気ある風景を、花や樹脂、土を思わせる木の香りで表しています。
中心となるチャンパカは、日差しを含んだような濃密な花の印象。ミルラの温かい樹脂感に、パチュリとベチバーの煙や土を思わせる質感が重なり、花の豊かさを支えます。
ローズの花びらの甘さと、胡椒にも似たカルダモンの刺激、青く果実感のあるベルガモットが加わります。オレンジブロッサムとレッドシダーも含み、花、スパイス、樹脂が一つの場に集まる構成です。にぎわう街の空気を、複数の素材の重なりから想像できる香りです。








