「#エンド」が描くのは、何かが終わったあとに残る静けさです。消えてもなお余韻はとどまり、その静けさの中には手放したものの輪郭が残っている。公式の短い詩は、そうした情景をこの香りに重ねています。
「3.1415…」の二作は、規則的な繰り返しを持たないまま途切れずに続く円周率に、過去から未来へ受け継がれる「縁」を重ねています。根底にあるのは、終わることは終わりではないという考え方です。モチーフは、散った桜のあとを継ぐように咲く藤の花で、ボトルも円周率から着想した特別仕様です。
香調はフローラルムスクです。トップはラベンダーとミュゲ、ミドルはアイリスと藤、ベースはアンバー、オークモス、シダーウッド、ムスクという構成です。公式は、藤とアイリスの柔らかな甘さに可憐さだけではないほのかな青さが添い、シダーウッドが奥行きのある余韻をつくり、やがてムスクの温もりに包まれると説明しています。
香りごとに一つのオリジナルサウンドがあり、制作は様々なアーティストが手がけています。目を閉じて音楽を聴きながら香りを“聞く”という楽しみ方が提案されています。







