センツァラジョーネ

エロスの矢に射られ、理性が退く瞬間を着想にした香り。チェリーの甘い幕開けから、マリンノートとサンダルウッドを経て、ベンゾイン、アンバー、ムスクの温かい残香へと続きます。

アガト パルファン

センツァラジョーネ 50mL ボトル

センツァラジョーネは、エロスの矢に射られた瞬間、理性が退いて本能だけが残るという神話の場面から生まれています。イタリア語で「理性なしに」と読める名前の通り、ブランドはこの香りを、分別を解き放つ口づけとして描いています。

最初に感じるのはチェリーの果実味です。甘く熟した香りが単独で立ち上がり、その後にマリンノートとサンダルウッドが続きます。海を思わせる涼やかな空気と、バルサミックでなめらかな木の香りが重なり、日に焼けた肌のような温かさを帯びていきます。

終盤はベンゾイン、アンバー、ムスクが中心です。ベンゾインの樹脂のような甘さ、アンバーの温もり、ムスクの肌に近い柔らかさが合わさり、チェリーの明るさを丸みのある印象へと変えていきます。チェリーの果実味から、海の涼やかさ、木と樹脂の温かみへと表情を変える構成です。

香りの構成