フォルツァプーラ
競技場に入る直前の選手の緊張と、思考が本能へ切り替わる瞬間を描いた香りです。グレープフルーツ、ミント、スパイスから、紅茶とローズを経て、ウッドとアニマリックなアコードへ向かいます。
フォルツァプーラが描くのは、競技場に足を踏み入れる直前の選手の緊張です。足音、整った呼吸、抑えていた鼓動が速まっていく。最初は頭で組み立てていた動きが次第に本能的になり、ゴールへ向かう衝動だけが残る、その移り変わりをブランドは香りの流れに重ねています。
トップはグレープフルーツ、ホットスパイス、ミント。柑橘の苦みとミントの冷たさにスパイスの熱が混じり、ブランドはこれを集中の鋭さと表現しています。ハートには紅茶、キャラウェイ、センティフォリアローズ、エレミ、ラブダナム、リツェアクベバ。乾いた茶葉とローズ、樹脂の重みが、レモンのようなリツェアクベバの明るさと並び、張りつめた場面に、花と樹脂の柔らかさが重なります。
ベースはシダーウッド、サンダルウッド、アニマリックなアコード。木の硬さと滑らかさに、体温を思わせる動物的な陰影が加わり、ウッディで力強い残り香へと向かいます。ミントの冷たさとスパイスの熱から、木とアニマリックな温かさへと移ります。











