ナタリー・テンプラー
フランスで化学を学び、香料の分析から創作へ進んだ調香師。マルリーのグリーンリーやペルセウスで、果実と木の明るさを描いています。
ナタリー・テンプラーについて
ナタリー・テンプラーは、化学と香料分析の経験を創作へつなげた調香師です。フランスからドバイへ活動を広げ、パルファム ドゥ マルリーなどの作品を手掛けています。フラゴリウムでは調香とクリエイティブディレクションを担っています。
経歴
フランスで化学を学び、グラースの小さな会社で製造、品質管理、研究開発などを経験しました。その後マネで約10年間、ガスクロマトグラフィーと質量分析を使って天然・合成香料を調べる仕事に従事しています。ドバイでの勤務を経て、エクスプレッションズ パルフュメで創作へと進みました。
創作スタイルと哲学
本人は、天然と合成の素材は互いを補い合うものだと考えています。雨上がりのヴェルサイユの森を思い出させるパチュリや、ムージャンで親しんだバラ、ジャスミン、ミモザの香りが、記憶と創作を結びつけています。素材を分析して知ることと、香りを思い出して感じることが、制作の両側にあります。
代表作
- 『グリーンリー』:青リンゴと柑橘の明るさを、プチグレンや木の土台へつなぐマルリーの作品です。
- 『ペルセウス』:グレープフルーツの鮮やかさとベチバーの木の質感を結びつけています。

