クリステル・ラプラード
南フランスで育ち、シムライズに所属する調香師です。旅や自然、食の風味から着想を得て、柔らかさと力強さの対比を香りに生かしています。
France
クリステル・ラプラードについて
南フランス生まれの調香師で、香料会社シムライズに所属しています。20年以上にわたり、小さなニッチブランドから老舗のラグジュアリーブランドまで幅広い香りを手がけ、チェスに着想を得たマインドゲームスでも複数の作品を生み出しています。
経歴
幼いころから身のまわりの物や場所、人の匂いが気になり、その香りが呼び起こす気持ちまで書き留めていたといいます。高校の終わりに進路相談の窓口を訪ねたことをきっかけに香水の専門教育へ進み、モーリス・ルーセルやドミニク・ロピオンらに学びました。その学びの日々を、本人は「自分の世界」を見つけた時間として振り返っています。
創作スタイルと哲学
「すべてのものに香りがあるのは偶然ではない」と語り、旅や自然に加えて、食の風味や流行、出会った人々から着想を得ています。光と影、硬さと柔らかさ、モダンさと時代を超える感覚といった対比を、ひとつの香りの中で組み合わせる作風です。持続可能なものづくりも大切にしており、農家を支える調達やアップサイクル原料に取り組む企業と仕事ができることを誇りにしています。
代表作
- 『ミルク』(コモディティ)— トーストしたセサミで始まり、温かいマシュマロと冷たいミルクのアコードを経て、マホガニーやトンカビーン、ベンゾインへと落ち着くラクトニックな香り
- 『スパイス』(コモディティ)— サフランとオールスパイスがシナモンシュガーやコンデンスミルクに溶け合い、トンカビーンとサンダルウッドへ続く、チャイを思わせるスパイシーなグルマン






