イル カラマイオ

煙を含んだインクにローズとウードが重なる、静かな書斎を思わせる香り。

ゼニア

調香師: ドミニク・ロピオン

イル カラマイオ 100mL ボトル

イル カラマイオは、イタリア語で「インク壺」を意味するゼニアのオードパルファムです。夜明けの毛織物工場を望む書斎で、創業者が新聞を開き、革の手帳に考えを書き留める場面から生まれました。紙に残る鋭いインクと木の匂いが、構想を形にする静かな時間へつながっています。

ドミニク・ロピオンが手がけた構成は、煙を帯びたインクのアコードで始まります。トルコ産ローズが花の輪郭を広げ、最後はウードの深さへ落ち着きます。乾いた線を思わせるインクと花のふくらみが響き合い、木の重心を感じるレザー・アンバーの香りです。甘さを前に出すというより、落ち着いた暗さの中に花の表情を置いています。

100mLの黒いグラデーションのガラス瓶は、日々の新聞のインクを映したもの。木製の磁石式キャップに家の紋章を配し、150mLのリフィルで使い続けられます。

香りの構成