ヴェネツィアの東の端にあるサンテレナ地区は、毎朝いちばん先に朝日を受ける場所です。ヴェルデ エルバ I は、この地区の夜明けから着想を得ています。名前は、ムラーノのガラス職人が使う緑の顔料に由来します。
始まりはバイカウツギを思わせるアコード。白い花の明るさに、柑橘のようなきゅっとした酸味が混じります。中心のパピルスが土っぽい乾いた質感を足し、花の明るさを落ち着かせます。最後はバニラがやわらかな甘さで全体をまとめます。
潟に映る朝の光で目を覚ます女性が、この香りの物語に登場します。香りもその軽さを保ち、重くならない緑の花の香りに仕上がっています。


