ドンナ ボーン イン ローマ
イタリアンベルガモットで始まり、3つのジャスミンとバニラブルボンを重ね、ミネラル感のあるウッドへ続くフローラル。
調香師: オノリーヌ・ブラン, アマンディーヌ・クレルク=マリー
ヴァレンティノはこの香りを、身につける人の個性を表すものと位置づけています。香りの説明はトップ・ミドル・ベースの順ではなく、「カラー」「クチュール」「クール」という3つの呼び名で組み立てられています。イタリア語版では、クチュールにあたる部分を「仕立て」を意味する言葉で書いており、服づくりの言葉で香りを語っているのが特徴です。
「カラー」にあたるのはイタリアンベルガモットです。はじけるような明るさで、柑橘の酸味が最初に香ります。「クチュール」では3つのジャスミンを重ね、花の香りに細かな奥行きをつくっています。そこへバニラブルボンが加わり、甘さに深みと肌に近い濃さを足します。
「クール」は木のアコードです。ミネラルのような乾いた手ざわりと、温かみの両方を持っています。明るい柑橘、重なりのある花、濃いバニラ、乾いた木。この4つを、色・仕立て・クールという3つの切り口に分けて見せる香りです。



