インドレンスが描くのは、ブラインド越しの日差しが床を温め、お茶の香りに身を委ねるひととき。柑橘の明るさと土を思わせる深さが入り混じり、整いすぎない親密な感触を残す。日常の小さな逸脱を、静かな茶と木の香りで表している。
ベルガモットにキャラウェイシードとサリチレートを重ねた始まり。マテのアブソリュート、柔らかな花のアコード、バージニア産シダーが、茶の青さに穏やかな輪郭をつける。カシュメラン、アンブロキサン、パチョリとバニラが、木と肌を思わせる温かな余韻へ導く。
お茶の青さを、軽い柑橘だけでなく土や木の深さと楽しみたいときに。家で本を読む時間や、肩の力を抜いた装いに馴染む。甘さよりも、落ち着いた肌触りを選ぶ日に向く。
ジャスパー・リーが調香したオードパルファムで、2021年の初期コレクションに含まれる。50mLの透明なボトルには厚いガラスの底があり、黒い円筒形のキャップと白い縦長ラベルを組み合わせている。









