キュイール ドリエント n°3

日差しを浴びた土と、柔らかなスエード。キュイール ドリエント n°3は、砂漠の恋人を思い描いたオードパルファムです。ろくろの上で乾く粘土や足元の土埃という着想が、革と樹脂の温かな香りにつながっています。

スー・ル・マント

調香師: ナタリー・ファイストハウアー

キュイール ドリエント n°3 50mL ボトル

日差しを浴びた土と、柔らかなスエード。キュイール ドリエント n°3は、砂漠の恋人を思い描いたオードパルファムです。ろくろの上で乾く粘土や足元の土埃という着想が、革と樹脂の温かな香りにつながっています。

トップはベルガモットとジンセン。柑橘のほろ苦さに、薬草を思わせる青い表情が重なります。続くオリスとヘリオトロープは、花びらの華やかさよりも、化粧粉のような柔らかな質感に目を向けたくなる組み合わせです。

ベースにはスエード、パチョリ、アンブレット、バニラ、ベンゾイン、オポポナックス、ムスク。革のしなやかさに、土を連想するパチョリと、甘く温かな樹脂が寄り添います。バニラの丸い甘さもあり、乾いた土という情景のなかに柔らかさが感じられます。

荒々しい革だけを描くのではなく、粉や甘さを合わせているところが興味深い一本です。土のざらつきとスエードの滑らかさを比べながら、落ち着いた時間に楽しみたくなります。

香りの構成