パワー バラッド

ヘヴィメタルのパワーバラードで踊った90年代の高校時代を描く香り。スペアミントと柑橘の冷たい幕開けに、クミンとアニスが癖を加え、ポプラの芽とラブダナムが渋いレザー調の余韻を残す。

ルーム テン フィフティーン

調香師: アメリー・ブルジョワ

ルーム テン フィフティーン パワー バラッド 100mL ボトル

1990年代、ヘヴィメタルのパワーバラードで踊っていた高校時代。初めてのキスやチューインガム、チェックのシャツに着古した革。ドクター・マイクは、グランジが反抗のしるしだった日々を、フレッシュでスパイシーなレザー調の香りに託した。

最初に届くのはスペアミントとグレープフルーツ、ライム、ベルガモット。ミントの冷たさに柑橘のほろ苦さと酸味が加わり、勢いのある幕開けになる。続いてジュニパー、クミン、コリアンダー、アニスが重なり、クミンの体温を感じさせる香りとアニスの甘い刺激が、すっきりした印象にざらりとした癖を加える。

ベースではポプラの芽、ベチバー、ラブダナム、シダーが組み合わされる。ポプラの芽の鋭さとシダーのまっすぐな木の線を、ラブダナムの暗い甘さがつなぎ、着古したレザージャケットを思わせる渋みを残す。感傷的なバラードと重いギターが同じ曲に収まっていた時代への郷愁が、香り全体に通っている。調香はアメリー・ブルジョワ。

香りの構成