エレクトリック ウッド オードパルファム
初めて開けたギブソンのギターケースの匂いを出発点にしたウッディな香り。ナツメグとレモン、セージの乾いた明るさから、シダーとオークの木の存在感、アイリスとムスクの粉っぽい余韻へ続く。
調香師: アンヌ=ソフィー・ベアゲル
1990年代の初め、ドクター・マイクは初めてギターケースを開けた。中にあったのはギブソン。木とラッカーと金属が強く混ざり合ったその匂いに打たれた日に、エレクトリック ウッドは生まれたのだと彼は振り返る。このオードパルファムの調香は、アンヌ=ソフィー・ベアゲルが手がけた。
冒頭はナツメグ、レモン、セージ。レモンの切れのある明るさに、ナツメグの乾いた温かさとセージのハーブらしい苦みが重なる。中心にはシダーウッドとオークウッド。シダーは気品を添えるために思い切った量で使われ、木の存在感がはっきりと前に出る。そこにオークが加わり、弾き込まれて熱を帯びた木のような生々しさが生まれる。
最後に残るのはアイリスとムスク。アイリスはナツメグとともに、ほこりや粉のような乾いた質感を担い、深夜の灰を思わせる静けさを木の香りに重ねる。






