ファムは、マルセル・ロシャスが妻エレーヌへ捧げた愛を主題にする香りです。1944年に始まった作品の流れを受け継ぎ、果実、花、パチョリと甘さを重ねるシプレの表情を持っています。
現行品では、トップのピーチとプラムが柔らかな果実の厚みを作ります。ジャスミンとローズのハートは、果実を花の華やかさへつなげます。ベースのパチョリとバニラが、土を思わせる深さと丸みのある甘さで全体を支えています。
果実の柔らかさを、花と落ち着いた余韻で楽しみたい時に合います。100mLのボトルは、丸い肩から細い首へ伸びる曲線に黒いキャップを合わせた姿です。女性のシルエットから生まれた造形が、愛する人へ捧げるという作品の出発点を今へ伝えています。





