雨上がりの森へ足を踏み入れる。「ウッド ドュー」は、その瞬間を香りにした作品です。木はまだ濡れているのに、空気はすでに乾いている。にぎやかな花が去ったあと、色は少なくなっても生命の気配が残る時間をとらえた香りとして紹介されています。
森を形づくるのはオーストラリア産のサンダルウッドとパロサントです。サンダルウッドのなめらかでやわらかな木の香りに、パロサントの少し甘く清涼感のある木の香りが重なります。そこへアジアンペアが澄んだみずみずしさを通し、湿った木肌との対比をつくります。
ピーチネクター、トルコ産ローズ、ホワイトムスクは、このウッディフローラルをやわらかく着地させる要素として挙げられています。ノートには抹茶、露をまとったバイオレット、ピオニーも含まれ、淡い緑と軽い花びらが木の香りを覆わずに寄り添います。派手な花束ではなく、静かな木の香りに少しの果実と花を添えたい日に選びたい一本です。








