ソーラー ブロッサムの出発点は、1960年のセビーリャです。春の強い日差しの下、花をつけたオレンジの木々が中庭を香らせ、海からの風が浜辺へ誘い、日陰ではバニラアイスが待っている。調香師アルベルト・モリヤスは、スペインで過ごした子ども時代の陽だまりの記憶をこう描いています。
トップはセビリアオレンジのネロリ エッセンスとパラディゾン®です。公式は、この二つを焼けたタイルに撒かれた冷たい水の香りに重ねています。水気を帯びた軽やかな始まりのあと、花が広がっていきます。ミドルのエジプト産ジャスミン アブソリュートとエジプト産オレンジブロッサム アブソリュートは、香りで満ちた暖かな空気を表す役割です。
ベースのバニラ スーパーアブソリュートが、やわらかな甘さを添えます。全体はオレンジブロッサムを中心に記憶を幾層にも重ねた構成で、甘さは控えめにとどめられています。白い花の明るさとバニラのやわらかさを、軽やかに身につけたい人に向く一本です。




