バリ ハイが描くのは、熱帯の岸辺で夕日が沈み、夜に包まれていく時間。ロマンティックな情景に、懐かしい記憶をたどる静けさが重なる。旅先の楽園を思い浮かべながら、自分の中に残る風景へ戻るような作品だ。
ココナッツ、ローズ、ジャスミンが、クリーミーな甘さと花の輪郭を作る。バニラ、パチョリ、イランイランが、その温もりを深める。最後はタバコリーフ、ムスク、シダーへ落ち着き、木の乾きが、甘い花と果実の丸みを支える。
夕方の散歩や、肩の力を抜いて過ごす日に、南国の花の温もりを添えたいときへ。フランソワ・メルル=ボードワンによる2021年の作品。掲載は現行エクストレ ド パルファムの50mLで、白い丸胴のガラスと金色のキャップ、金属プレートを備えている。








