ラヴァンドブランシュ
ラベンダーの澄んだ爽やかさに、ベルガモットと柔らかなローズ。ホワイトムスクとシダーウッドが、洗い立てのリネンを思わせる優しい余韻をつくる香り。
調香師: ナタリー・グラシア=チェット
ラヴァンドブランシュは、夏の家族の集まりで使う、太陽の下で乾かした白いリネンのシーツに着想を得たオードトワレ。ナタリー・グラシア=チェットは、その手触りや香りを、ラベンダーの花と結びつけている。南フランス産ラベンダーのエクストラクトを用い、夏の畑と洗い立ての布の清潔な表情を重ねた作品だ。ここで扱うのは、旧名ホワイトラベンダーの香りを、2025年のフローラ オーケストラの装いで見せる現行商品。澄んだ花と柔らかなムスクが、穏やかな夏の記憶を描いている。
ラベンダーには、涼しい草と、柔らかな花が重なるアロマティックな表情がある。ベルガモットの明るい柑橘の響きが爽やかさを支え、ローズの穏やかな花も重なる。中心のホワイトムスクは、なめらかで清潔な感触を広げ、シダーウッドの木の温もりが、花と布を思わせる柔らかさを落ち着いた余韻へつなぐ。鋭いハーブだけを前に出すより、ラベンダーの涼しさをムスクで優しく包む組み合わせ。花の爽やかさと、洗い立てのリネンを思わせる柔らかな感触を楽しみたい人に向く。
白いシャツやゆったりしたリネンの服に合わせ、晴れた休日の朝に試してみたい。ラベンダーの涼しさに、柔らかな花と木を添えて過ごす選択肢になる。採用した50mLは、透明なガラスのなだらかな肩と、明るいラベルを組み合わせている。黒い円筒形のキャップと輪状の黒い首元が、ほとんど無色に見える淡い液体を引き締める。縦長のラベルにはラヴァンドブランシュの名を置き、丸い下端と厚いガラス底が、リネンの着想にすっきりした輪郭を与えている。




