フルールドスリジエサクラ

ジューシーなチェリーに、淡い桜の花。フリージアとスズランの涼しい表情を、ムスクとアンバーの優しい温もりが包む香り。

ロクシタン

調香師: ジェローム・エピネット

フルールドスリジエサクラ 50mL ボトル

フルールドスリジエサクラは、オート・プロヴァンスに春を告げる桜と、みずみずしいチェリーを重ねたオードトワレ。ここで扱うのは、2025年のフローラ オーケストラの装いを持つ現行商品だ。ジェローム・エピネットは、フリージアやスズランの繊細で風通しのよい花と、柔らかなチェリーの果実感との対比を描いている。チェリーブロッサムの香りを、花の淡さだけで終わらせず、果実の丸みで支える。リュベロンに春が訪れる時のそよ風を思わせる、軽やかな花の表現だ。

チェリーには、熟した果実を思わせるジューシーな甘さがある。中心のチェリーブロッサム アコードが、淡く柔らかな花を広げ、フリージアとスズランの涼しく透明な表情が響く。基調のムスクは、果実と花を優しく包む。アンバーの穏やかな温もりも加わり、甘さの中に清潔な余韻をつくる。濃いチェリーのデザートというより、花びらの軽さに果実の柔らかさを添えた組み合わせ。桜を題材にした香りに、花の涼しさと控えめな甘さの両方を求める人に合う。

春の散歩や昼の外出に、柔らかな色のシャツや薄手のニットと合わせて試してみたい。果実の甘さを、風通しのよい花とともに身近に楽しむ選択肢になる。採用した50mLは、肩がなだらかに丸まる透明なガラスと、縦長の淡いラベルを組み合わせている。黒い円筒形のキャップの下には、輪を重ねたような黒い首元があり、ラベルの下端は丸い弧を描く。淡い液色、黒い文字、ガラスの厚い底が、春の花を現代的な姿で見せている。

香りの構成