PATCHOULI 24

バーチの濃密なスモークとタールを思わせるレザーが一気に立ち上がり、広藿香は陰で奥行きを支える。やがて樹脂の暗さにバニラの穏やかな甘さが重なり、ざらついた煙がベルベットのように滑らかなスモーキーウッディへと変わる、夜に映える官能的な一作。

ル ラボ

調香師: アニック・メナード

ル ラボ PATCHOULI 24 50mL ボトル

PATCHOULI 24

バーチの濃密なスモークとタールを思わせるレザーが一気に立ち上がり、広藿香は陰で奥行きを支える。やがて樹脂の暗さにバニラの穏やかな甘さが重なり、ざらついた煙がベルベットのように滑らかなスモーキーウッディへと変わる、夜に映える官能的な一作。

香りの展開と個性

広藿香は香りの衝撃を支える重要な要素でありながら前面には出ず、立ち上がりからバーチのスモーキーさとタールを思わせるレザーが一気に肌を包み込む。ミドルではバーチ主体の煙にスチラックス由来の樹脂感とバルサミックな陰影が重なり、ドライでややざらついた質感が続く。やがてバニラが少しずつ輪郭を柔らげ、パウダリーで滑らかな甘さが煙を包み込むことで、重さを保ちながらも官能的で落ち着いた温もりのあるスモーキーウッディへと変化する。

こんな人・場面に

冷涼な季節にもっとも映え、濃いスモークとレザーが包み込むように香るタイプ。夜の外出や静かな時間、個性的な香りが歓迎されるクリエイティブな場に向き、フォーマルというよりアーティスティックな印象を与える。主張が強く持続も長いため、オフィスや人の多い屋内では控えめなスプレーが安心だが、ニッチ系のイベントやカジュアルな装いには大胆なスモーキーウッディとして活躍する。 スモークとレザーにバニラの温もりが重なる構成から、秋冬にもっとも適した香りと推測される。重めの香りに慣れていれば春先の肌寒い日や夜にも使えるが、暑い夏には全体の密度と煙の強さが負担になりやすい。拡散性は構成と口コミから、立ち上がりはかなり強く、その後もはっきりとした残り香が続くタイプと推測される。最初の数時間は存在感が大きく、その後も中程度ながら周囲に認識される香りで、付けすぎると小さな空間を満たすほどの投影力がある。、持続性は肌上で半日以上持続するとの声が多く、控えめに見積もっても通常使用で10〜14時間は香ると考えられる。衣服には翌日まで残りやすいレベルのロングラスティング。を目安にしています。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と複数の着用報告を照合した編集推定です。

調香師とボトル

2006年発売のEau de Parfumで、調香師はアニック・メナードです。ル ラボのクラシックコレクション共通の、薬瓶風クリアガラスボトルとメタルキャップ。矩形のクリーム色ラベルに「PATCHOULI 24」の名称と調合情報が印字される、ミニマルでラボらしいデザインのオードパルファン。

香りの構成