シマウマの端正な立ち姿と、自由に生きる意志を香りへ移したテリア。名前は「野生動物」を意味し、白黒の模様の奥にある力強い個性を主題にしている。ジャン=クロード・エレナによる2021年のオーデパルファムで、粉っぽい花と生き生きとしたスパイスの対比から、その姿を描いている。
ベルガモットが明るい入口を作り、中心ではアイリス、ナルシサス、カルダモンが重なる。花の柔らかな粉っぽさに、カルダモンのすっきりした刺激が差し込む組み合わせだ。ベースのシダーウッドが、花を包みすぎずに乾いた木の輪郭を添える。
端正なシャツに合わせる日や、花の香りでも爽やかなスパイスを感じたいときに試したい。100mLは透明な長方形のガラスに淡い液色を収め、黒い幅広のキャップを合わせた姿。植物画の意匠とテリアの文字が、簡潔な正面を飾っている。




