凍てつく北極海を渡る、冷たい風。アノリは、その凛とした空気を、スパイスと花、木の組み合わせから描いたマリンフローラルだ。2019年に登場し、ブノワ・ラプーザが手掛けた一作。花の柔らかさを、涼しく透き通った景色の中に置いている。
トップのカルダモンは、爽やかで少しスパイシーな入口を作る。中心のマグノリア アブソリュートは、包み込むような花の質感を添え、ベースのシダーが乾いた木の輪郭を与える。公式が語る海やソルティウッドの印象を、冷たいスパイスと花、木の対比から楽しむ香りだ。
涼しげな花の香りを選びたい日や、気持ちを切り替える外出に。100mLは黒い円筒形のボトルに幅広いキャップを合わせた姿で、正面のラベルに植物画と金色の文字を配している。アノリの名が大きく記され、艶のあるガラスとマットなラベルが対照をなす。


