朝露が残る茶園を歩いているような、澄んだ空気感をたたえた香水です。クロワーパンドが「First Time」ラインで提案する、ユニセックスに楽しめるウッディフローラルの一本で、ほのかな茶の香りとホワイトムスクを軸にした構成です。
トップにはアールグレイ、ホワイトフラワー、パッションフラワーが並び、茶葉の渋みと白い花びらの乾いた透明感が、朝の光を透かすような軽さで寄り添います。中心へ進むとシトラス、スズラン、マテ茶が姿を見せ、水を含んだ葉の青さと、乾いた茶葉の香りが前面に出て、花の甘さを静かに引き下げます。
ベースはムスク、ガイアックウッドへ下り、「甘さを抑えたクリーンなイメージ」のまま、肌の近くで静かに熱を帯びていきます。花や茶の華やかさをそのまま並べるのではなく、朝の空気の冷たさの方へ、はっきりと重心を置いた構成です。ユニセックスという設計も、こうした清廉さの方向に沿った判断に見えます。







