木陰に青いブルーベルが咲く、春の森を描いたコロンです。ブランドが香りに残そうとしたのは、春のわずかな間だけ、森の足元が青く染まる景色です。花や葉に残る朝露のような、かすかなみずみずしさがあります。
トップのブルーベルは、野の花のアコードに、みずみずしい若葉の青さと、クローブのつぼみのバルサムのような甘さを重ねたものです。そこに露を思わせるかすかなアクセントが加わります。ブランドの説明では、スズランとエグランティーヌ(ローズの一種)も、この花の甘さに溶け込んでいます。
ハートの柿には、桃にミルクを合わせたようなまろやかさがあります。ベースのホワイト ムスクはパウダリーで清潔感があり、香りの残り方をやわらかく支えます。露を帯びた花と葉の青さのあとに、柿のまろやかさと粉のようなムスクが続くところが、この香りの個性です。


