ツァイトガイスト

アンバーと樹脂の温かさに藻とカロンの水気を重ね、レザーウッドで締める。再統一後のベルリンを描いた香り。

J.F. シュヴァルツローゼ ベルリン

調香師: ヴェロニク・ナイバーグ

J.F. シュヴァルツローゼ ベルリン ツァイトガイスト 50mL ボトル

樹脂の温かさと海藻の水気が、香りの立ち上がりで重なります。トップで濃いアンバーエクストリームと、ペルーバルサムの甘い樹脂が立ち上がり、そこへ水気を帯びたアルゲ(藻)のアブソリュートが合流します。公式の香り素材にはカロンも並び、海辺を思わせる水っぽさが樹脂の温かさと同居します。

そこにネビュロンとエデノリドで組んだムスクのコンプレックスが重なり、ベースのレザーウッドがウッディな余韻で全体をまとめます。

名前はドイツ語で「時代精神」。ブランドはこの香りに、官能、清涼感、移ろいやすさ、前衛が混ざり合う現在の多面性を託しています。描かれるのは再統一後のベルリンの、モダンで対比に満ちた顔。都市の建築と広々とした自然が隣り合う街の姿です。

香りの構成